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逗子崩落事件 「近く検察庁に事件送致へ」との報道を受けて

 2020年(令和2年)2月5日午前8時ころ、逗子市池子2丁目のマンション敷地の斜面が崩れ、土砂に巻き込まれて高校3年の女子生徒(当時)が死亡した事件につき、当職がご遺族を代理して、マンション管理会社(大京アステージ)の社員を業務上過失致死の罪で告訴していた件につき、近く検察庁へ書類送致されるとの報に接しました。

 ご遺族の代理人として、今後についての受け止めを声明文として公表させて頂きます。

 民有地の地盤や擁壁の老朽化に伴う崩落事故は、今後益々増加が予想されます。様々な工作物や設備、そして社会的インフラに囲まれて生活している我々は、老朽化に伴うリスクに真剣に向きあう時期に来ています。現状のままですと、みなさんや、その大切な家族が普通に生活している中で、突如命を奪われてしまうことが頻回することでしょう。それぞれが抱える危険要因を常に意識してその対応策を社会全体で考えることが求められています。

 

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